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大谷選手のバッティング時の呼吸 

こんにちは、院長の舟越です。

今日も大谷選手が2本のホームランを打ちましたが、大谷選手がバットにボールを当てる、いわゆるインパクトの瞬間、下あご付近を風船のように膨らませるのにお気づきの方もいらっしゃると思います。

人間のからだは特に呼吸の使い方で非常に大きなパワーを発揮することができます。

特におへそから下の下腹部を風船のように膨らませるイメージで息を吸って、少し止めてみます。

その後、その風船の大きさをなるべくキープしたままゆっくりと吐いていきます。

それを何度か繰り返すと下あごが連動して下がる感覚が現れることがあります。(個人差がありますので連動をかんじられなくても大丈夫ですよ)

あれだけ下あごが膨らんでいるということは、体内に相当量の空気を送り込んで、全身の内部を風船のようにパンパンにしていると考えられます。

もちろん骨の使い方、筋肉量、筋肉の使い方、連動性もすべてにおいてタイミングよく効率的に使っているからこそできる達人技ですが、

そこに呼吸の力が相まって常人では真似できないパフォーマンスを発揮しているのでしょう。

どれだけコンピューターで動作解析しても理解不能なのは、呼吸の要素が読み取れないからです。

部分に細分化してもダメですね。

いやー、ほんとにすごい。