Ｑ.どんな赤ん坊だった？

ハイハイして住んでいたアパート中をよく逃げていたそうです。そのころから自由を求めていたようですね。（今となれば親の管理能力に疑問ですが。（笑））

Ｑ.どんな幼少期だった？

ヒーローごっこをしても主役の赤レンジャー役を他の子にゆずって自分は青レンジャーで我慢するタイプでした。内気で想像の世界に浸ることが好きでした。

Ｑ.小学校時代は？

近所の子供会でソフトボールを始めました。運動音痴で走るのも苦手でしたが、ボールを手で扱う感覚が好きになっていきました。今思えば、現在の仕事をする原点だったかもしれません。学校では相変わらず内気で手を挙げて発表することなどが苦手でした。

Ｑ.中学校・高校時代は？

小学校から通い出した塾で最下位から最上位に成績が上がり、神戸のトップ公立校に進学しました。劣等感だらけの私が初めてといっていい優越感に浸っていたころですね。中学では野球、高校ではバドミントン、柔道をしていました。

Ｑ.大学受験は？

高校ではエリートたちの中で次第に優越感はガラガラと音を立てて崩れだし、そのかわりムクムクと劣等感が再び立ち上ってきました。プレッシャーから試験前になると体調を崩し、実力を発揮できないという苦い経験をしました。結局、現役での地元の国立大学合格は失敗に終わり、浪人しました。

Ｑ.浪人時代は？

原因不明の心身の緊張から通っていた予備校もやめてしまい、何とか大学入試センター試験は受けました。しかし、その翌朝１月１７日５時４６分、住んでいたマンションが突然、ゴジラに揺らされていると本気で思う出来事がありました。夢と現実の間でただただ恐怖に震えていました。

それが阪神淡路大震災でした。出身小学校の体育館でブルーシートに無造作にくるまれた多くの御遺体に愕然として、そのころから生命の意味、人生の方向性を考え始めました。

Ｑ.大学生になってからは？

実は大学に入る前から精神的苦痛に苛まれ、体調不良で、引きこもり生活が始まりました。
そこから５年間、精神修行？（笑）しました。自己否定、自己嫌悪、罪悪感、人生のどん底だと思う日々でした。体重は２０キロほど増え、夜の人気のない時間に近所の川沿いを走っていましたが、今度は腰部椎間板ヘルニアを患い、右足のしびれに悩まされました。

つらい日々でしたが、これが今の私の根源的な強さにつながっています。なにより我慢して見守ってくれた両親に感謝です。

Ｑ.その後は？

２４歳から徐々にアルバイトを始め、そこで出会った仲間たちと飲みに行ったり、合コンしたり、フットサルや野球をしたりして少し遅めの青春を楽しみ、人間を取り戻していきました（笑）。その大切な仲間たちとも会社の倒産で離ればなれになりました。好きなことをして本当の自分を生きると決めていた私は２８歳の時、神戸の整体スクールに通い始めました。

それが今の仕事を始めたきっかけとなりました。
たった半年ほどの経験で、公民館で整体のイベントを開いくなど精力的に施術活動しましたが、私の母親が一人来てくれただけという日もありました。

そんな苦い経験もしながら、その後、大阪梅田の日本カイロプラクティックドクター専門学院に入学し、本格的に治療家を目指しました。体を動かすことが好きで、身体感覚を研ぎ澄ませることに喜びを感じるタイプでしたのでまさに天職であり、毎日が楽しくて仕方なかったですね。

Ｑ．治療家としての経歴は？

先ほども少し触れましたが、日本カイロプラクティックドクター専門学院に２年間通い、トップの成績で卒業しました。その間、米国サンフランシスコ　ライフカイロプラクティック大学ウエストにて解剖実習を修了し、人体の構造を深く学びました。
その後、専門学校の仲間の紹介で大阪府門真市の整骨院に勤務しながら、今度は明治東洋医学院専門学校にて３年間学び、柔道整復師の国家資格を取得しました。

整形外科での研修やカイロプラクティック院での施術経験、数々の失敗の経験も積ませていただき、様々なタイプの師にも恵まれました。満を持して２０１２年にこの門真市で整骨院をオープンさせ、２０２２年にはおかげさまで開業１０年を迎えます。
こんな私でも振り返ればありがたいことに治療家歴１７年間でのべ約８万人の方の施術をさせていただきました。患者さまを助けていたつもりでしたが、同時に私が救われていたと今でははっきりと感じています。

Ｑ.これからご来院をお考えの方にメッセージを

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。私自身がこれまで歩んできた道は決して順風満帆ではありませんでしたが、大好きな仕事に出会えたことで自分の天性のスキルを存分に発揮できたことはとても幸運でした。もしあなたと実際に出会うことができたときには症状改善だけでなく、ともに人生を楽しめるパートナーになれるといいですね。

あなたの背負っている苦痛はあなたのものではありません。あるがままのあなたに苦痛は触れることすらできません。あなたが本来のあなたに気づくことができるお手伝いをさせていただきますので、今すぐにでも電話またはメールにて私とコンタクトをとってください。些細なことでもかまいません。遠慮はいりません。ぜひご相談ください。